「逆ピラミッド」~人に伝わるポートフォリオVOL.18

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逆ピラミッド

 

 

多くの制作物や資料は、読み手に何らかの情報を伝えるために制作されます。

このもっとも基本的かつ重要な目的を達成するために有効なレイアウト技法を紹介します。

○結論→特徴→詳細

逆ピラミッドとは、重要性の高い情報から順に情報を提示するという情報の提示方法です。

具体的には、最初に結果や論点を示し、次にその結果や論点の詳細を示すといった流れで、重要度の高い順に示していきます。

この方法は、ニュース番組などでも頻繁に用いられている方法です。

情報を短時間で効率良く読み手に伝えることができます。

逆ピラミッドはリードと本文から構成されます。

リードとは5W1H(When、Where、Who、What、Why、How)の6つの要素をまとめた、情報伝達のポイントです。

本文は、それに続く情報のかたまりです。

これらの情報をグループ化しながら、重要度の高いものから順に並べていくことで、

読み手に伝えたい情報を、より伝わる形でデザインすることができます。

デザインでは情報を的確に相手に伝えることが求められています。

そのため、デザインにとりかかる前に目的をきちんと理解し、5W1Hを書き出すことが大切です。

この作業をきちんと行うと、デザインの目的が明確になり、

強調する部分とそうでない部分が判断できるようになります。

また、事前に情報を整理することでデザインのイメージを膨らませることもできます。

例えば、重要度の高い情報をどのようにして強調させるのか、

逆に、重要度の低い部分はどのようにしてシンプルにまとめるのかなどを検討でき、

それを視覚化することで、スムーズに情報を提供できるようになります。

きちんと情報が整理されているデザインを制作することができれば、

読み手は瞬時にその制作物の目的を理解できますし、心にも残ります。

画像1

逆ピラミッド型。

英語の文法のように結論から先に情報を提示する方法です。

読み手は短時間で情報を理解できるため、ニュースのトピックスなどでよく使われています。

また、これを視覚化すると、情報をスムーズに提供することが可能になります。

しかし、その反面、視線の流れがスムーズに流れていってしまうので、

視線の滞在期間が短くなるというデメリットもあります。

写真や図版をうまく利用して、視線が止まるポイントを作ると良いでしょう。

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