「1/3の法則」~人に伝わるポートフォリオVOL.17

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13の法則

 

 

レイアウト技法の1つに、論理的な法則を用いて紙面を分割し、美しく見せる方法があります。それが「1/3の法則」です。

 

○紙面を1/3に分割する

1/3の法則とは、紙面を三等分し、それぞれの基準線や各エリアを基準にして要素を分けたり、

目立たせたいポイントを配置したりすることで、

全体のバランスをとるレイアウト技法です。

1/3のうちの2つの空間を1つとして捉えた1:2の構図にすることで

安定感のある紙面を作ることができます。

また、紙面を分割するためでなく、

デザインポイントの配置位置を決定する際にも役立ちます。

デザインポイントとなる要素を配置する際に、

分割線や分割されたエリアを参考にすると、

自ずとバランスのとれたデザインに仕上がります。

この技法は紙面の縦横比率に関係なく、

三等分するだけですぐに応用できるので、覚えておくと良いでしょう。

1/3の法則では、下図のように、紙面を三等分してから各要素の配置位置を検討します。

なお、分割軸は縦・横のいずれでも可能ですが、紙面を縦長で使う場合は横に分割し、

横長で使う場合は縦に分割したほうが、この技法の効果をより強く感じることができます。

画像1

画像2

○表紙のデザイン

下図は表紙デザインの例です。

紙面を1:2の比率で分割し、タイトル部分と写真部分を明確に区切っています。

紙面にコントラストが生まれ、メリハリのあるデザインになっていることがわかります。

画像3

下図もデザイン要素を分割線を基準にして配置しています。

この例では、はっきりとした境界線は見えませんが、

全体的に安定感のあるデザインになっていることがわかります。

画像4

○見開きページのデザイン

下図は見開きページのデザイン例です。

紙面を縦に三分割し、1:2の比率で写真スペースとテキストスペースを区切っています。

要素の役割ごとに紙面を明確に分割することで、コントラストが生まれています。

画像5

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