「写真の基本レイアウト」~人に伝わるポートフォリオVOL.20
VOL.1 人に伝わるポートフォリオ ~専門家チームブログ はこちら
VOL.19 人に伝わるポートフォリオ ~専門家チームブログ はこちら
デザイン制作時は、紙面を魅力的に見せるために写真を使用することがよくあります。
まずは、基本的なレイアウト方法と効果的な使い方を見ていきましょう。
○四角版
四角版とは、写真の四隅すべてを版面内に配置するレイアウト方法です。
紙面に対して収まりがよく、安定感があるため落ち着いた印象になります。
もっとも頻繁に利用される方法の1つです。
四角版はもっとも一般的な配置方法です。
収まりがよく整然とした印象を読み手に与えます。
○切り抜き版
切り抜き版とは、被写体を輪郭に沿って切り抜いて配置するレイアウト方法です。
切り抜き版にすると、背景がなくなって被写体の輪郭が強調されるため、
被写体の注目度が上がり、情報が整理されます。
そのため、素早く情報を伝達することができます。
また、切り抜き版にすると、楽しげで、動きのある紙面を演出しやすいという特徴もあります。
なお、切り抜き版は、紙面のスペースが少ない場合に、
被写体をなるべく大きく見せたい場合などにも適しています。
切り抜き版にすると、被写体が際立ちます。元気で、
楽しげな印象に仕上がるので、動きを演出したい場合などに向いているといえます。
デザイン的なアクセントとしても効果的な配置方法です。
○四方裁ち落とし
四方裁ち落としとは、写真を紙面の端いっぱいまで配置するレイアウト方法です。
被写体を大きく見せることができるので、商品のディテールを見せたい場合や、
迫力のある紙面を演出したい場合などによく使用されます。
反面、全面に写真を配置するので、
文字要素が多い場合には不向きな配置方法といえます。
インパクトを演出したい場合や、空間の広がりを表現したい場合、
ディテールを伝えたい場合などに使用される配置方法です。
○三方裁ち落とし
三方裁ち落としとは、上下・左右のいずれか1辺を残し、
残りの3辺を裁ち落としにするレイアウト方法です。
空間的な広がりを演出したい場合や、紙面に動きを出したい場合などに使用されます。
四方裁ち落としとは異なり、余白を作ることができるので、文字要素が多い場合にも向いています。
三方裁ち落としにすると、空間的な広がりを持たせつつ、
紙面に余白を作ることができます。
文字要素が多い場合や、大きな余白で紙面にメリハリをつけたい場合に効果的です。
--------------------------
さて私、坂爪は皆さまからの就職相談に応じています。
ポートフォリオはもちろん、履歴書の添削(PDFで送受信)も
随時おこなっていますので、遠慮なくメールでご依頼ください。
(FC-Linkのサービスに含まれていますので、もちろん無料です)
今度この企業に応募しようと思っているのだけれど、その企業についてご存じですか?
なんていう質問でもOKです。
文化服装学院キャリア支援室で勤務していた時には、
たくさんの企業とお付き合いさせて頂きました。
答えられる範囲で答えていきます。
また、企業の皆さまには、この様な私のネットワークの中から優秀な方をご紹介しております。
なかなか良い方を採用できずお困りの時は、是非一度メールでお問い合わせください。