必ず「第一志望です!」と言うべきなのか?~就活本から抜粋VOL.47
[必ず「第一志望です」!と言うべきなのか?]
○嘘も方便のシーンもある、嘘が苦手な人は本心を丁寧に説明
就活とは異なり、転職において「手当たり次第、何でもかんでも応募する」といったケースは少ないでしょう。つまり、ある程度は絞り込まれた応募先のはずですが、それでも「この会社にはイマイチ乗り気ではない」という状況は起こり得ます。その際に「当社の志望度はどれくらい?」「当社は第一志望?」と志望度を聞かれたら、嘘をつくべきか、正直に話すべきか、頭を悩ませることでしょう。
他社の方が志望度は高いけれども、今はとりあえずキープ。もしくは選んでいる余裕はない、何が何でも内定がほしい。そんな場合は、たとえ本心でなくても「御社第一志望です!」と言い切るべきです。面接は狐と狸の化かし合い的要素もありますからね。また面接で明言したからといって、他社に行ってはいけないと拘束されるわけではない。ましてや、まだ内定すらもらってない状況ですから、実際に内定が出た時点で入社するかどうかを決めればいいのです。
もちろん、「嘘をつくのは苦手、すぐにばれてしまう」というタイプの人もいるでしょう。そんな人には、筆者は「本心を丁寧に説明する」というやり方を推奨しています。つまり、「御社の志望度が高いのは間違いない。しかし、他社にも魅力を感じている。選考の進捗具合もバラバラで、まだ整理できていないので、今この場で第一志望とは言えない」といった具合です。更に「今ここで本心でもないのに、第一志望とは言えない」といった具合です。更に「今ここで本心でもないのに、第一志望というのは、御社に対しても失礼です」と実直さをPRしておけば、何でもかんでも第一志望とのたまうライバル達のけん制にも役立ちます。
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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年
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