一回の受け答えはどの程度の長さがいいのか?~就活本から抜粋VOL.38

[一回の受け答えはどの程度の長さがいいのか?]
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○神経質になる必要は無し、PREP法を活用する

1回の質問に対して、どれくらいの長さで話せばいいのかわからない、という声をよく耳にします。YES/NOの2者択一や、なぜ?何?を問うオープンクエスションなど、質問にもいろいろあるので、回答の長さについては絶対な正解がありません。だから、皆さんが頭を悩ますのも理解できます。
しかし、面接は会話、コミュニケーションですから、面接官とのやり取りの中で、回答の長さを考慮すればいいだけの話。キャリア採用の場合は、就活生のように1分で自己PRしろ、といった時間を限定して回答させるというよりも、今までのキャリアや携わってきた仕事の詳細を、じっくり時間をかけて聞きたいのです。ですから、回答の長さに対して神経質になる必要は全くありません。それよりも、伝えたいことがきちんと伝わっているかどうかの方が大事。30代以上ともなれば、説明力、プレゼン力も求められますからね。
そこで、プレゼンの構成法である「PREP法」がお勧めです。PREPとは、「Point、Reason、Example、Point」の略。まず結論(Point)を述べて、次に理由(Reason)を説明し、具体的な例(Example)で補足した後、最後にまとめ(Point)を述べるという構成です。
先に結論を述べると、面接官にクレーバーな印象を与えることができます。また、RとEの部分でボリュームを調整しやすいので、話すネタが豊富な年代にとっては利用価値の高い構成と言えます。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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