志望動機はどうやってつくればいいのか?~就活本から抜粋VOL.21

[志望動機はどうやってつくればいいのか?]
21

 

○志望動機は4つの階層に分けて考える

前述の自己PRと同様、志望動機も作成しなければならないシーンが多いのは周知の事実。しかしこれもどう書けばいいのか、頭を悩ませる人は非常に多いです。
そこで筆者が勧めるのは、志望動機を4つの階層に分解して考えるやり方。つまり、①その業界の志望理由、②その応募先企業の志望理由、③その応募職種の志望理由、④そこで貢献できる点、の4つに分けて考えるのです。
例えば、最も多い転職パターンである同業種・同職種への応募であれば、①と③については「今まで培った経験・スキルが活かせるため」といった旨を書いておけば大丈夫です。それよりも「数ある中で、なぜ応募先企業でなければならないのか?」という②、そして「入社したらこういった点で私は貢献できる」という④を重点的に説明して、訴求力を高めていく必要があります。
一方、志望動機のスペースが乏しい場合、①から④までを順を追って説明することは難しいでしょう。この場合は②を中心に書くことが求められます。
既述した企業研究の内容を元に、応募先のどのあたりが、あなたにとって魅力的なのか? 自身の実務経験や仕事観、キャリアビジョンなどと照らし合わせて、きちんと説明しましょう。
なお、苦し紛れで「貴社の経営理念に(貴社の将来性)に惹かれた」といったありがちな内容、「貴社の好待遇に魅力を感じた」という本音は、逆効果になりますので、差し控えてください。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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