履歴書の書式はどれを選んでもいいのか?~就活本から学ぶVOL.15

[履歴書の書式はどれを選んでもいいのか?]
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○自分に合ったものを選ぶ

市販されている履歴書には、多種多様な書式があります。サイズもA4判(A3・2つ折り)からB5判(B4・2つ折り)とバラツキがあります。一見すると似ているので、どれを選んでも同じと手に取ったものを使う人が多いのですが、これは間違い。確かに、大手文具メーカーや法令様式の出版社がつくっているので、安心感があるかもしれませんが、たとえば30代以上でしたら、それなりに合ったものを選ばないといけません。
例えば、市販の履歴書には「得意な科目・学科」や「スポーツ・クラブ活動・文化活動などの体験から得たもの」といった項目があります。学校を卒業して10年以上も経つあなたが、「得意な科目・学科」に「ファッション史」、「スポーツ・クラブ活動~」に「ヒップホップダンスの活動を通じて多くの友人を得ました」みたいなことを書くのが、はたして正しいでしょうか?
こういった項目があるものを選ぶから、転職活動に関係のない、頓珍漢な内容を書かざるを得なくなるのです。

○著者のお勧め

著者がお勧めするのが、日本法令の転職者用履歴書(労務12-14)。これは採用担当者が事前に知りたい情報、例えば前職の給与額や出勤可能日といった詳細な項目が用意されている点が優れています。サイズもA4で職務経歴書と同じサイズですから、整理も楽でしょう。
なお、市販の用紙に手書きするという前提で説明しましたが、パソコンで作る転職者用履歴書(労務12-92)もあります。

 

出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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