人間くさい情報が人を引き寄せる~採用を考える(書物から抜粋)VOL.15
[人間くさい情報が人を引き寄せる]
○応募者は会社が提供した情報で会社を判断する
中小企業が採用で勝つためには、「人間味」で勝負するしかありません。
具体的な例をあげます。
「社長がどんな思いでこの会社を作ったか?」
「社長は今後、この会社をどうしていきたいのか?」
「社長はどんな人生を送ってきたのか?」
「企業理念は何か?それはどういったことなのか?」
「働いているスタッフが楽しい瞬間は何なのか?」
「皆はどんな気持ちで働いているのか?」
「ほかの会社と違うところは何なのか?」
「会社が危機的状況に陥ったのはいつか?それをどう解決したのか?」
などなど。
こういった情報を求人募集の中に入れてみてください。応募者は「会社が提供した情報」のみで判断します。つまり、「ただの求人データ」のみを提供しているときは、それで判断されますが、
「社長がどんな人か」
「会社はどんな歴史があったか」
「今後、自分はその会社でどうなれるのか?」
などの情報を提供することで、応募者はその情報で判断します。
応募者が集まらない、いい人材から応募がないと不満を言っている会社ほど、情報を応募者に提供していません。来ないのは当たり前なんですよね。
ぜひ、自社の求人媒体を見てみましょう。まだ応募者に会社の情報で伝えられることがあると思いませんか? 特に「人間くさい情報」を。
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出典:稲田行徳『1週間で会社が変わる!採用の教科書1』
ビジネス・ベストセラー出版株式会社2012年
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