内定を断る場合はどうすればいいのか?~就活本から抜粋VOL.58

[内定を断る場合はどうすればいいのか?]
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○指定があればその方法で、ビジネスライクに粛々と行うこと

内定通知の方法が、電話、メール、郵送と3パターンあったように、断る場合も主にこの3つのパターンを用いるのが一般的です。
まず内定先が指定している場合は、それに従えばOK。例えば、「3月31日までに連絡がない場合、内定を辞退したものと取り扱います。内定辞退する旨の連絡は不要です」などとあれば、連絡する必要はありません。あるいは「送った内定通知書の辞退の箇所に○を付けて返送してくれ」とあれば、その通りに書面で返送します。
一方で、特に指定がなければ、今までの選考で用いていた連絡方法、例えば面接のスケジュール調整等をメールでやり取りしていたのならば、メールでその旨を連絡すれば問題ありません。
なお、断る文面ですが、ネット上でいくらでもサンプルが落ちていますので、そういった定型の文章を用いて構いません。この際、「この度、○○社から内定をいただきましたので、○○社に入社することにしました。よって、貴社の内定は辞退いたします」みたいな辞退の理由を、いちいち書く必要はありません。
内定を辞退すると、「面接で第一志望と言っていたじゃないか!」「当社で頑張りたいと言っていたじゃないか!」といった点を厳しく追及されるのではと、不安視する人がいますが、採用人事が納得しないと辞退できないということは一切ありません。
ここで自身の気持ちが揺らいでいるような仕草を見せると、説得されたりしてややこしくなりますので、粛々と儀礼的に連絡してください。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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