内定後に取り消されるケースはあり得るのか?~就活本から抜粋VOL.57

[内定後に取り消されるケースはあり得るのか?]
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○自分が起因で取り消されないように気をつけること

キャリア採用であっても、内定の取り消しはあり得ると思ってください。これには、内定者に起因するものと内定先に起因するものの、2つのパターンがあります。
前者は、病気や怪我などで通常の勤務ができなくなった場合や、経歴や学歴の重要部分に虚偽があったことが判明した場合など。
後者は、経営環境の急激な変化により、配属予定だった事業部の縮小に伴う採用計画の変更、中止などです。
あるいはまれに、「内定を出した後でよく考えた結果、当社には合わないと判断した」「他の候補者の方を採用したい」といったように、理不尽で不当な内定取り消しもあります。仮に、納得がいかないと裁判に訴えて法的に勝ち入社できたとしても、その後はイバラの道が待っているでしょう。つまり、現実的には泣き寝入りしかなく、入社を断念せざるを得ないわけです。ですから、そんなブラック企業に行かずに済んで良かったと、考えを改めて転職活動を再始動した方が今後のためでしょう。転職は、内定を獲るのがゴールではなく、転職先で継続して働いてキャリアを積むことの方が大事ですからね。
ただ、一般的にはよほどのことがない限り、理不尽で不当な内定取り消しはないと思っていいです。むしろ、自身が病気にかかって入社することができない、酒場でトラブルになって刑事罰を受けてしまった、といった展開に陥らないよう、自身の行動、振る舞いは十分に気をつけてください。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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