短所を聞かれたら何を言えばいいのか?~就活本から抜粋VOL.51

[短所を聞かれたら何を言えばいいのか?]
51

 

 

 

 

 

 

 

 

 
○短所はそのまま伝えていい、それよりもフォローが大事

短所=ネガティブ情報だから言わない方がいいと考えている人が、30才を過ぎても多いようです。更に言いますと、「短所は考え過ぎてしまうところですが、これは何事においても思慮深いという長所でもあります!」みたいなことを言う人すらもいる。いい年をして、そんな容易なテクニック論は今すぐに捨ててください。
世の中に、短所のない人間はいません。だから基本的には、自身の短所をそのまま伝えればいいのです。短所を隠そうとして、回りくどい、まどろっこしい説明をする方が、かえって心証は悪くなります。
ただし、そのまま伝えるといっても言いっ放しは絶対にダメ。ネガティブ情報がそのまま伝わって、面接官の脳裏に残ってしまいます。
短所の内容よりも重要なのは、その短所への向き合い方。つまり、その克服努力の内容をフォローすることが、ここでの回答のキモです。
例えば、前述の「考え過ぎ」の短所ならば、「自分でコントロールできる事案についてはしっかりと考えるようにしているが、そうでないものは考えても仕方がない、と割り切る努力をしています」みたいな感じで、フォローしておくのです。
また、今さら短所なんて考えられないと、諦めにも似た考え方の人は注意。これでは、変化のスピードが求められるビジネスの世界で、柔軟性を欠く、変化についていけない人だと見られてしまいます。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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