応募者の視点に立って、他社と自社を比較する~採用を考える(書物から抜粋)VOL.12

[応募者の視点に立って、他社と自社を比較する]
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○ライバルを知らないと、採用でまったく動けない

「応募者があなたの会社を就職先の選択肢の一つとしてあげるとき、ほかにどんな会社をあげますか?」
これを知らないと、効果的な求人募集はできません。
「他社と比べて、自社がどうか?」
「応募者にとって魅力はあるのか?」
「そもそも応募者の選択肢の一つとして入るのか?」
このような視点を持つことが求人募集を成功させるカギとなります。なぜなら、応募者はあなたの会社以外も、就職先として考えているからです。つまり、比較されているという意識が大事です。例えば・・・。

・他社が社会保険を完備しているのに、自社にはない。
・他社が給与十七万~としているのに、自社は十五万~としている。
・他社があらゆる情報を提供して応募者に自社を理解してもらおうと努力しているのに、自社の情報は、調べようとしても調べる方法がまったくない。
・他社はホームページ上で社内の写真や動画をふんだんに使って職場をイメージしてもらおうとしているのに、自社は何も出していない。
・他社は選考中に社長と話す機会があるのに、自社にはない。

別に『他社よりすべての面で優れなさい!』と言っているわけではありません。しかし、他社がどのような方法で採用活動をしているかがわからなければ、自社のどの部分がウリになるのかわからないままです。
ちなみに、調べることは簡単にできますので、実行しましょう。
これをするかしないかで採用の成否が変わります。

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出典:稲田行徳『1週間で会社が変わる!採用の教科書1』
ビジネス・ベストセラー出版株式会社2012年

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