職務経験を聞かれたら何を言えばいいのか?~就活本から抜粋VOL.44

[職務経験を聞かれたら何を言えばいいのか?]
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○職務経歴は時系列で語るのが定石、応募先に合わせて重点を変える

キャリア採用面接の場合、職務経歴は100%質問されます。応募先は皆さんに即戦力での活躍を期待しているわけですから、その裏付けとなる職務経歴が重要な鍵になるのは言わずもがなでしょう。
職務経歴は、最終学歴から順に語っていくのがセオリーです。「大学卒業後、平成○年4月に○○株式会社に新卒入社し、法人営業本部に配属となりました。そこで埼玉中央エリアの担当となり、主に既存客を対象とした産業機械の販売に~その後、平成○年5月に株式会社○○に転職し~現在に至ります」といった感じです。
なお、30才そこそこなのに配置転換が多い、経験職種の幅が広い、といった人もいるでしょう。この場合、キャリア式と言って「大学卒業後、現在までの5社での勤務の中で、法人営業5年、リテール営業3年半、営業企画2年、経理3年~」と、キャリアごとに束ねるやり方もあります。
ただし、これは面接官にわかりづらい場合があるので、あくまで例外措置だと心得ておいてください。
こういった採否を分ける重要な質問については、時間をかけて回答して問題ありません。ただ、応募先に合った職歴部分は重点を置いてじっくりと丁寧に、一方関係のないところはサラッと触れる程度に、とメリハリをつけて話す必要があります。
例えば、経理職に応募しているのに、経験が長いからといって営業の話を延々と続けるというのは、面接官の求めている答えと違うということです。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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