面接にアピール用資料を持ちこんでもいいのか?~就活本から抜粋VOL.34

[面接にアピール用資料を持ちこんでもいいのか?]
名称未設定
 

○事前の承諾なしに披露しない

自分の誇るべき実績をPRしたいがために、前職での社長賞の賞状を披露したい、自身が携わった製品のパンフレットを見せたい、という気持ちは十二分に理解できます。しかし、応募先から事前に「当日は作品集をご持参ください」といった指示がある、もしくは持ち込みOKを事前に確認済みである、というケースでなければ、これはNG行為と考えてください。
というのも、採用選考では公平公正を期さなければならず、一部の応募者だけを特別扱いできないからです。面接は厳格なレギュレーションの中で、自身をPRすることが求められている場です。口頭で説明するより見せた方が早いというのはわかりますが、自分勝手な行動はかえってマイナス評価につながります。
ただ、どうしてもこういった資料を持ち込んで面接官に見てもらいたいという人もいるはず。この場合は、事前に採用担当者に確認してみましょう。礼儀をわきまえて丁寧に尋ねるならば、聞くこと自体は全く問題ありません。
なお、鞄に忍ばしておいて、面接の中で「見てもらってもいいですか?」と承認をとるのは止めておきましょう。予期せぬ質問に、「せっかく持参いただいたのだから・・」と断りづらい雰囲気の中、承認してもらえる可能性は高くなりますが、印象、評価は別の話。突飛な行動をする人とレッテルを貼られてしまう危険性も。
承認の可否は面接本番ではなく、必ず事前にするようにしてください。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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