新卒の面接とは聞かれることが全く違うのか?~就活本から抜粋VOL.23

[新卒の面接とは聞かれることが全く違うのか?]
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○言うまでもなく新卒の面接とは違う

就活での面接経験は、ほぼ全ての30代40代が経験しているはず。しかし、20代ならばともかく、30代以降の転職面接は、就活面接とは聞かれることが全く違います。
新卒の面接の質問と言えば、学生時代に頑張ったこと、自己PR、志望動機の3つ。これらに加えて、集団の中での役割とか、今までの挫折経験や成功体験といったパーソナリティ、人柄を知ろうとするものが多い。しかし30代以上の転職面接となると、キャリアや仕事の詳細を知ろうとする質問がメインになります。即戦力を求める中途採用なのだから、それは当たり前の話ですよね。
とは言え、自己PRや志望動機といった、面接でもおなじみの質問は、転職面接でも登場します。でも、求められる受け答えは全く違う。いい年をして「私はコミュニケーション力に自信があります!」のような初々しいアピールをしても意味がありません。面接官があなたに期待しているのは、「自社で活かせるスキルや経験について」、これのみだと思ってください(もちろん人柄も見られますが)。なお、志望動機も同じです。
ホームページで拾ってきた文章を組み合わせたような就活レベルの回答は求められていません。そして、志望動機とセットで、前職(現職)を辞める理由についても必ず追及されることになるでしょう。
初めての転職面接だと、年齢不相応な「新卒の面接と同じような初々しい回答」をする人が多いのですが、それは相当に恥ずかしいと思ってください。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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