添え状はどうやってつくればいいのか?~就活本から抜粋VOL.22

[添え状はどうやってつくればいいのか?]
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○添え状は最低限のビジネスマナー

応募書類郵送時に添え状を付けて送るのは、転職活動では常識中の常識・・・ですが、これを忘れる人が非常に多い。ことさら30代以上の人が添え状無しで書類を送ると、最低限のビジネスマナーすらも身につけていない人だと見なされてしまいます。
添え状には、必ず盛り込まなければならない項目と、必須ではないけれども盛り込んでおくと効果的な項目の2つがあります。
氏名や同封した書類名などが、前者に該当します。後者は、例えば長期ブランクが空いてしまった理由や、応募必須条件を満たしていない場合のフォローなどを先回りして説明するというのが該当します。なお、伝えたいことがいっぱいあるからといって、添え状に書き過ぎる人がいますが、これでは逆効果。後者部分も、さらっと触れておく程度にとどめておきましょう。
添え状を作るにあたって、オリジナリティやテクニックは一切不要。ここはネットや書籍にあるような定型に沿って作成するのが最善です。
形式ですが、パソコンでA4サイズ1枚にまとめます。B5サイズだと同封する履歴書・職務経歴書と用紙サイズが合わないので、ファイリングする側に面倒をかけてしまいます。また一生懸命、手書きで書いたからといって、評価が上がるものではありませんので、パソコンで作成しておく方が無難といえます。
添え状は採用担当者が最初に目にする書類ですから、たかが添え状と甘く見ることなく、他の応募書類と同じ意識を持って作成するようにしてください。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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