職務経歴書には何を書けばいいのか?~就活本から学ぶVOL.19

[職務経歴書には何を書けばいいのか?]

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○職務経歴書は4つの構成要素を用いて仕上げること

履歴書のように記入欄が明確に分かれていないから、職務経歴書は書きづらいという方が多いようです。しかし、職務経歴書はその構成要素を分解して考えれば、かなり作成しやすくなるので安心してください。筆者が推奨しているのは、4つの構成要素を盛り込むというやり方。具体的には、職務要約、職務詳細、コアスキル、自己PRの4つです。以下、個別に説明していきましょう。
・職務要約:今までの経歴を端的にまとめて書きます。30代であれば、最終学歴から現在までを時系列順に書くのがいいでしょう。
・職務詳細:勤務先ごとの職務内容を書きます。職種やポジション、担当業務、そこで残した実績などをできるだけ詳細に書いてください。なお、何でもピッチ、ボリュームで書くのではなく、応募先に関係のないものは思い切ってボリュームを減らすなどの工夫が必要です。
・コアスキル:応募先で活かせる経験やスキルを書きます。求人情報をしっかりと読んで活かせるものを汲み取り、自分の保有するそれと照らし合わせて選んでいきます。
・自己PR:応募先で最もアピールできるものを3つ程度に絞って、文章で書きます。
 重要なのはその裏付け。誰でもPRはできますが、採用担当者を納得させるエピソードや証拠を添えないといけません。
以上、この4つで構成すれば、比較的簡単に職務経歴書が仕上がります。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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