履歴書は手書きで書くべきなのか?~就活本から学ぶVOL.16

[履歴書は手書きで書くべきなのか?]
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○応募先から指定がなければ、どちらでもOK

履歴書に限らず手書きの書類なんてありえない、という声があります。一方で、履歴書は手書きでないとダメ、という意見も多い。
結論から言うと、応募先から指定が特になければ、どちらでもOKです。例えば手書きと指定していない状況で、パソコンで作った履歴書を送ってきたからといって、採用担当者が即不採用にするということは通常はあり得ません。たとえば30代以上という年齢ならば、形式よりも中身、つまり今まで培ってきた経験やスキルの方が大事です。
ただ、「字は人を表す」「字は人なり」と言うように、字はその人の人柄が出ると考える採用担当者もいます。手書きの方が応募先への熱意や丁寧な人柄を伝えることができるので、どちらかを選べと問われたら、著者は手書きを勧めています。
その一方で並行して、パソコンで作った履歴書も用意しておきます。というのも、作っておけば印刷するだけで即提出できるという省力化、迅速化のメリットがあるからです。手書きの場合、1文字でもミスがあったら全て書き直ししなければなりませんし、そもそも全ての項目を書き上げるまでに相当の時間がかかりますからね。
実際、多忙な年齢だとなかなか時間が取れずに、応募書類の作成に疲れ心が折れてしまい、応募を断念せざるを得なかったというケースがたくさんあります。これではせっかくのチャンスをみすみす逃すことになりますので、すぐ対応できるよう、パソコンで作った履歴書も用意しておきましょう。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』株式会社秀和システム2015年

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