辞めるべきか?辞めないべきか?~就活本から学ぶVOL.5

人気順位の高い企業は将来も安定しているのでしょうか?~就活本から学ぶVOL.4

辞めるべきか?辞めないべきか?

 

 

 

○辞めていいタイミングは、次の仕事が決まってから

今の仕事が嫌だ、上司がムカつく、給与が安い。

そんな他愛も無い理由で会社を辞めたいと思っているのは、決して若手だけではありません。

30代だろうが40代だろうが、大半の会社員が日常的に考えていることだと言っていいでしょう。

実際、ある転職サイト運営会社の調査によると、建前ではなく本音による退職理由のトップ5は、

「人間関係が悪い」「社風が合わない」「仕事内容に不満がある」「給与が安い」「待遇が悪い」だそうです。

辞めるのはかまいません。しかし、勢いですぐに辞めてしまうのだけはダメ。

辞めていいタイミングは、次の仕事が決まってから。これが鉄則です。

○但し、例外が2つある

1つ目の例外は、このまま働き続けると心身に支障をきたしてしまうような、

ストレスフルな状況に置かれている場合。

特にメンタルをやられてしまうと、以前のレベルまで復調するのに1年とか長期間を要するのが一般的で、

こうなるとその後のキャリア形成にも悪影響が出てしまいます。

そしてもう1つは、会社が自主退職を推奨している場合。

退職金上乗せや再就職支援といったプレミアが付く

「早期退職金制度」等があるなら、それに乗るのも手です。

遅かれ早かれどうせ辞めるのならば、少しでもいい条件で辞めた方がいい。

そんな割り切りも、時には有りだと思ってください。

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出典:中谷充宏『今さら聞けない30代以上転職のルール[やり方以前の常識大全]』
株式会社秀和システム2015年

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